斜橋・曲線橋

・斜橋や曲線橋は、伸縮装置本体はその角度や曲線に合わせ製作しますが、伸縮移動方向は支承の移動方向に合致させなければなりません。「ＳＬＪ･ｉＧ」は移動方向に合わせ、荷重支持バーと保護ボックスを製作します。また、この場合でも適応伸縮量は変わりません。

桁回転

・桁の端部では、端に桁の伸縮による水平方向の変位だけではなく、輪荷重･風圧･地震等によるエネルギーで回転･傾斜が生ずる場合、また、橋が縦断勾配を有している場合は伸縮運動に伴う路面の不陸が生じやすくなります。このような場合でも伸縮装置の不備により橋梁本体に損傷を与えたり、車両の走行に支障を与えない構造が必要になります。
　「ＳＬＪ･ｉＧ」は、このような状況に備え、荷重支持ビームの中間に変位圧リードゴム層を装備、ＳＳＩＡの緩衝ゴムと二重の変形追従構造により不陸を吸収します。

「桁回転」役割動作（イメージ映像）

注）下記の映像は、右側が上下動してますが、同じように左側も上下動します。